050:喉に白いカビが生えた。

中咽頭がん 治療編3 050:喉に白いカビが生えた。

 

2017年6月5日(月)(抗がん剤治療2/2回目・放射線治療29/39回目)

 

 

2回目の抗がん剤を打ってから1週間。

 

ダルさも随分と落ち着き、点滴の針も外れました。残るは放射線治療10回と、それぞれの副作用。そこで、トキはリハビリも再開しました。

 

因みに、トキへのアンケートを元に新たなリハビリテーション総合実施計画書が作成されました。


 

治療後に生じる可能性のある良くないことに対して、その他以外全てにチェックが入っています。

 

あくまで可能性ですが、一部は既に始まっています。相変わらず、左腕は肩より上に上がりません。

 

さらに3日前のことです。トキは喉の奥がピリピリとするので、鏡で覗いてみました。すると、喉の奥に白いザラザラとした影が見えました。そこで看護師に相談したところ、

 


 

U先生から

 

「カンジダって言って、要するにカビみたいなもんです」 と、あっさりと渡されたシロップのような『うがい薬』により、もう随分と、ピリピリも白い影も治まって来ていました。

 

※病院から渡された放射線治療の説明パンフレットに掲載してある写真。


 

正確には、『口腔カンジダ症』です。

 

カンジダは口腔内の常在菌なので、健康ならば通常は感染しないはずです。トキの場合、猛烈な、うがいと歯磨きで口腔内は清潔に保っているはずなので、 

 

つまり、それだけ免疫力が落ちているということなのです。

 

何となくですが、トキは『カンジダ』とは違う白い影と痛みを喉の奥の方に薄っすらと感じ始めていました。